Unity1週間ゲームジャムでやったった感を得た話
「何か作りたいけどできるかなぁ…🤔」なんて漠然とした不安が常にありました。
それを打ち払いたい!という目的で1週間ゲームジャムに取り組みました!
できた作品はコチラ
Eureka! | フリーゲーム投稿サイト unityroom
想像以上にいい感じだったのでその話です。
Unity1週間ゲームジャムとは?
1週間かけてゲームを作るイベントです。(↓リンク)
Unity 1週間ゲームジャム | フリーゲーム投稿サイト unityroom
2017年4月から定期的(最近は3か月ごと)に開催されています。
開催の度に参加者が増えて今回は350以上の作品が投稿されています。
初めに作るゲームの「お題」が発表され、そこから1週間でゲームを作って投稿します。
作成期間が終わると次の1週間は評価期間です。
評価期間が終わるとその成績でランキングが発表されるので、そこに載れたらちょっとした優越感だと思います。
今回は斬新さに3.8の評価を貰えていたのでもう少しだったかなー、と。
短期間でゲームを作るイベントはゲームジャムと呼ばれています。
ゲームジャムは他にもある中でこのUnity1週間ゲームジャムの良いところはとにかく緩いことです。
- 参加に事前のエントリーが不要
- どこかに集まる必要はなく作成したものを投稿するだけでよい
- 制作期間内に完成しなくても完成してからアップしてよい
完成度に縛りはないことが今回の私にとってはすごく丁度良かったです。
初めてのゲーム作り
今回の目標
今回は初めて一人でゲームを作るので「まずは完成させること」を目標にしました。
”完成”を目標としたことが最終的には反省点に繋がったのですが、それはまた後で。。。
作成の流れ
今回の作成期間は7/1-7/7。
ゲーム作りは↑の期間内で行いますが、初挑戦なのでまずは素材集めをしました。
素材集め
ビジュアルや音声を提供してくれるフリーの素材サイトについて情報を集めました。
今回の素材は前回の1週間ゲームジャムを参考にしました。
上位作品で使われているアセット類(作品ページに登録され公開されている)を参考にしたわけです。
この準備が功を奏し、見た目はまっとうなゲームに仕上がりました。
企画
素材集めを終えて待っていると、いよいよ作成期間に突入しました!
今回のお題は「集める」だったので以前からやりたいと思ってた”わかる”喜びを体験するゲームをやることにしました。
「情報を集める」とか「理解者を集める」って意味でお題にも沿っています。
付箋でアイデアを整理する中でやりたいことは沢山出たのですが、時間と技術が足りないので、優先順位をつけて実現していきました。
「時間経過を背景で太陽を移動させて表示する」とか「評価画面で称号をつける」はやりたかったですね。この作業に1日かけました。
設計
コーディングでは先人のディレクトリ構成に倣いました。
グローバルゲームジャムでクラス設計をやった話2019 - Qiita
作成したコードをGithubで公開して出さってるのですが、本当にありがたかったです。
Resourcesのディレクトリの分け具合や音声周りの実装(AudioManager)など様々な点で参考にしました。
↑に書いている音声周りの元はコチラ↓。
ぼくがかんがえたさいきょうのAudioManager2【Unity】 - (:3[kanのメモ帳]
ここでデザインパターンのSingleton Patternを使っていたので、それを参考に今回の実装では多めに使っています。
いざ!実装
実装自体はコケながらつどつど調べて解決したとしか言えないので、割愛します。
最終的な形はGithubにあげときます。
GitHub - xxbokusu/Eureka: Quiz Game made by Unity for unity1week
1つ、印象に残ってるのはUnityでテストプレイするのと実際にWebGL形式でアップロードしたのでは、実行環境が大きく異なることです!
〆切りギリギリに作品をアップしたら漢字が全く表示できなくて焦りました…!即座にすべてひらがなにする対応をしました。
ですので、参加する時は定期的にWebGL形式にBuildして動作を確認しないといけないですね。
感想と今後の展望
まずは「ゲームを完成させる」目標を達成できたので”やったった感”が得られました!この挑戦をしてよかった、なと思います。
評価期間に他の参加者の方の作品で遊んでみて思ったのは、
- 面白いゲームは常にフィードバックがある
- 遊び続けてもらうには”成長を感じれる要素”(レベルアップなど)が必要
- どんな完成度でも投稿することそれ自体に意味がある
- 自分に目標を課して参加している人はイカす
ということでした。私自身、今回は完成を目標に置いていたためにクオリティに詰め切れてない部分があり、次やる時は感じたことを活かせればなーと思います。
なんであれ一度作ってみることには価値があり、それを全力で肯定してくれる場なので少しでも興味のある方は参加してみるのをオススメします!
Unity 1週間ゲームジャム | フリーゲーム投稿サイト unityroom
あと、私の作品についてコメントでフィードバックとか頂けると今後の参考になり、大変助かるのでお願いしますm(__)m